もっと 過ぎてく「今」を愛していたら なんて今さら気付いても遅いかな 酔い覚まし歩いてた 川沿いの並木道 駄菓子屋の三毛猫も 街に流れてる歌も 変わっていく 僕を残して ああ まだここにいたいのに 馬鹿ばっか言って過ごしてた あのころの僕たちは ひらひらひらと舞いあがる 花のように 流されて離れ離れ どこに行くの ああ あの音も 声も 覚えてるよ ああ さよなら あのね ずっとずっと泣けなくて ずっとずっと見上げてた ずっとずっと忘れられない空の色 もっともっとこうしてたら もっともっと笑えてた? もっともっと泣けてたのかな 気付いたら大人になっていた 頼りないままの僕たちは ふらふらふらと揺れながらさ 迷ってる 正しさなんてわからないし 綺麗でなんていれないけど それでもまた 馬鹿ばっか言って過ごしてた あのころの僕たちは ひらひらひらと舞いあがる 花のように 流されて離れ離れ どこに行くの ああ あの音も 声も 覚えてるよ ねえもう一度会えたら その日まで さよなら さよならだね ああ あの音も 声も 覚えてるよ ああ さよなら