水面に浮かぶ満月が 波に揺れ動いて 今の僕の心の 声を聞いてくれてるようで 触れた水の冷たさに悲しくなったん だ フレームの中の君に 見せたい景色があったんだ 夜店が並ぶ深夜2時のお祭り 集まる人に紛れて 一人 君についた一つの嘘 もう二度と伝わらない 泣きたいのに泣けなくなったんだ 君が残した一つの跡 もう二度と付くことはない 消えないように消せないように 僕も消えよう 海の底いるような寒さで 苦しくて今だけは僕の声すら 届かないような気がしたんだ 隠したコトバも意味すらなかったん だ フレームの中の君が 残してくれたものだけが モノクロに輝く深夜2時の暗闇 色鮮やかに照らして 一人 君がついた一つの嘘 もう一度聞こえたら 笑い飛ばして君とどこまでも 君に残した一つの跡 もう二度と付くことはない 消えないように消せないように 僕と消えよう 満月が見せた夜 一人きり 離れたいのに離れたくない 夏の嘘 君についた一つの嘘 もう二度と伝わらない 泣きたいのに泣けなくなったんだ 君がついた一つの嘘 もう一度聞こえたら 笑い飛ばして君とどこまでも 君に残した一つの跡 もう二度と付くことはない 消えないように消せないように 僕も消えよう 僕と消えよう