もしも君が「死にたい」と言ったとして、

歌詞

夜中、いきなり 部屋中 の電気をつけはじめる 君の夢を見ます。 階段を駆け上がり、 すごい勢いで 全てのカーテンを 開け放つ君がいます。 冗談か真剣かが 分からなくて、 とりあえず、 どこまで続くんだろう って眺めます。 これが 夢で よかった と思う、 なんて。 いっそ アンバランスなままで、 危ういけど 転びはしない、 ずっとそれくらいの ままでいるのは 駄目でしょうか? どこの奴とも知れない ものに愛を探しはじめた 君の夢を見ます。 「電話、切り忘れてるよ」 って、その一言が言えず、 自ら終了を選択します。 定期的な 多分 心からの叫びを、 一過性のヒステリー だと片づけます。 どうして全部 夢じゃないんだろう。 もしも逃げてしまってたら、 君だけは責めないでよと、 そこまで頑張ったって 褒めてくれませんかと、 涙を流す君には、とても 「ダメだ」とは 言えなかったのです。 君は変に 真面目だから、 少し我慢しすぎた のでしょうか。 どこかで見た台詞は たくさん 知っていても 言葉にならず、 結局、二人で泣いたのを、 今は無表情で 思い出しています。 もしも 僕が死にたいと 言ったとして、 君はどうだ。 結果がどうあっても いいのです。 それはそれで いいのです。 こんな僕の反対に ある誰かを、人は 勇気と呼ぶのでしょう。 あまり大きな声で 言えない話ですが、 君が倒れて 救急車を 呼んだと聞いて、 不覚にも良かったと 思っ