小石を窓にぶつけて 私を呼ぶ 口笛 何も持たず 2階から その胸に とびこむわ 見たことない町だって ふたりでなら 平気 振り向かず つれて逃げて 暗い夜道を 照らして 三日月が 見守るの シネマみたいな横顔 あなたは なんて素敵 片道の船の 切符 ゆれる港灯り 誘われて 手をふるふたり 誰も追いかけてこないわ 強く抱きしめて もうすぐ私の部屋に 置き手紙を 見つけて きっと あわてだすはず 心配ならしないで やわらかな 風に乗って 聞こえてくる リズム 新しい朝は すぐそこ 見たことない町だって ふたりでなら 平気 振り向かず つれて逃げて