パラパラと飴が降るこの道に 音また一つ 一歩ずつお菓子の城に近づいてく タフィー 階段 フィナンシェの壁 わたあめのベッド目指して先へ 憂鬱はバトンの剣で飛ばしちゃおう 甘い物がたくさん 時間ばかりが過ぎて行く 聞こえる君の声を 追いかけるよう奥へと 胸の中に溶かした 憂い杞憂も全部 奥で待ってる君と話せたら なくなるのかな 長くて暗い回廊 ここに私一人 呑まれちゃいそうなこの大きな夜 時間がたてば私の事も きっとどうせ忘れちゃうんだよ でも君が手を差し伸べて道を 指し示してくれるなら 昔見たおとぎ話の いつの日か夢に観た未来を 夢なんかで 終わらせないようにずっと 今だってもうすぐ 十二時の鐘がなっちゃうんだ また明日起きたら現実で 今日も一日が始まる いつも通り 頑張ろうかな ダメな時もやっぱあるけど そんな時はベッドに潜っちゃおう 思い出した そうだ私は ここに君に会いに来たんだった 言い足りない事たくさん 竦む足 小さな一歩から 昨日も今日も止まったままだったの だから 進まなくちゃ 自信とか 無いけれど でも君がその先に居てくれるなら 昔見たおとぎ話の いつの日か夢に観た未来を 夢なんかで 終わらせないようにずっと 今だってもうすぐ 十二時の鐘がなっちゃうんだ また明日起きても現実は 変わらないから 昔みたおとぎ話を 叶えたい夢を 今 一度 惨めでも 辛くても そう 一歩 もう一歩 響く鐘 シンデレラ ガラスの靴なんかなくても 大丈夫 私はこれからも