宛先さえ不明とだけしるされて 戻ってくる 蒼い海の絵ハガキも ふたり過ごした夏 まだ逢おうと言った あの約束 星になったのね どれだけ祈れば叶うの いつまで待ったら逢えるの あなたをもとめる心は 宇宙の彼方までもさまよう <♪> 通りすぎる あなたに似た誰かへと 不意にこの身 あずけてしまいたくなる 賑やかすぎる街 ひとりでは哀しい 粉雪舞う いまは12月 忘れてくための恋なの 優しい仕草も嘘なの 冷たくかじかむ心を 抱いてくれるひといなくて <♪> 鏡のなか 細い首筋の 愛の証拠(しるし)消えてしまっても どれだけ祈れば叶うの いつまで待ったら逢えるの あなたをもとめる心は 宇宙の彼方までもさまよう また夏がくれば 逢えると信じて またあの渚で 逢えると信じて…