カウベルのドアをあけて そっと傘を ひらけば ミルクティで温めた 吐息も冷めるわ 冬の街 コートの襟 少し立てて やわらかな 雨を見た やさしさに 触れる度 微笑みが 背を向けた あの頃の 強がりを 嘆いてる 今も…… 煉瓦じきの 歩道に 響く靴音 ひとり 赤いポストのそばで 濡れた子犬が 震えてた はぐれたのね つぶやいたら 頬を涙 流れてた あなたへと あなたへと 切なさが 叫んでる もう一度 もう一度 その腕の 中へ あなたへと あなたへと 切なさが 叫んでる 本当の 私へと 帰ってく Winter rain