深い深い宇宙 銀河の果てのような 暗い暗いところで神様も 気付かぬまま 悪魔が耳に棲んで人の型を得た そして降りたつ大地 神様は知らないふり ちっぽけな身体 空っぽなはずだ なのに溢れ出る声は痛い 誰にも届かない 素直でまっすぐでわたしが 立っている世界に 間違ってるものなんてないのに 歩いても叫んでも 手を伸ばし続けても 答えは見つからないまま 長い道ひとり どれほど歩んだのか 青い芽が芽生えている だから空は飛べずとも 臼浅葱色の空気もなにもかも 全て一人なんかじゃない 素直でまっすぐでわたしに 見えていた世界は 間違ってるものばかりなんだろう 歩いても叫んでも 手を伸ばし掴んでも 答えはどこにもないから ひらひら風に乗って ゆらゆら心揺れて 素直でまっすぐにわたしが 生きている世界で だれか救われるのであれば 前を見て歩いたら 正直に叫んだら あなたもそれでいい