淡々と雨は気圧を告げる 神経は突っ張って身体を押し 返してる 遠くで針がふらついて止まない のらりくらり歩き回り 虚も孤独も全部掻き消して 果てしない道の筈が何故か小さく 見えて 皆底を嗅ぎ分けている 追いかけては振り切れる 止まらない 届かない 寄る辺ない ねぇお願い急いで 話を逸らさないで 正確に切り取って 弱い言葉を掬い上げて 何もいらない自分と逃げたいだけ 僕はただ 簡単なことすら覚えていられない 延々と引っ張って 誤魔化すために笑うだけ たった一つの消えない問いを だけど未だ答えはない 絞った頭で苦しみ喘いで 枯れていく庭の先で何かを 見出している 希望の混ざった論理でまだ 追いつけてもその先が見えない ここじゃない 何も無い ねぇお願い急いで祈りたい 確かめたい 今日今を信じている 生きている自分を信じている 何も言えない もう何も知りたくない 僕はただ ねぇ足りない心から目を 逸らさないで 想像する理想に 正しくあるべき姿に 間違いなく僕は恋い焦がれている まだ 分からない お願い急いで話を逸らさないで 正確に切り取って 弱い言葉を掬い上げて 何もいらない自分と逃げたいだけ 僕はただ