穢れた素肌に 雫が二粒 削がれる棘たち 丸みを帯びてく 萎れた草花 雫が一粒 焦がれる干した地 厚みを失う 気道を盗む調べを奏でた太陽 燃える肺が疼く… 光を浴びてしまった私は ただ床に伏せる他無かった 経過した480時間に於ける代償は きっと量り知れない 対抗措置は雁だったのだろうか 左腕の痛みは消えたはずなのに すごく重たい 希望を包む祈りを捧げた満月 萌える木々が揺れる… まだ光る? (この暗い海から いつになれば抜け出せるの? 結末のわからない この好意のない後遺) Ah… (楽になりたいだけ それが叶わないの 習慣付けられた 苦しみよさよなら 楽になりたいだけ それが叶わないの 習慣付けられた 苦しみよさよなら、またね)