あの日から何かが変わっていくんだ 夏の気温、心の奥、 君のスカートの長さ その全てに今がある だから僕は記憶を 押し付けはしないよ ただ少しだけ寂しいのさ 変わることが 夏の記憶が僕の胸に 風と共にやってくる 「変わらないね」なんて 後悔を一つ連れて 泣きそうになって眺めた雲は あの頃のように座っていた ただ ただ ただ あの日から何かが変わっていくんだ 夏の終わり、涙の数、 雲の流れる速さ 大人達に言われた 馬鹿な言葉の意味が今なら分かるよ ただ少しだけ怖かったんだ 変わることが 夏の記憶が僕の胸に 風と共にやってくる 「変わらないね」なんて 後悔を一つ連れて 泣きそうになって縋った あの夏の記憶が空を舞っていた ひら ひら ひら 夏の記憶が僕の胸に 風と共にやってくる 「変わらないね」なんて 後悔を一つ連れて 泣きそうになって見上げた空は あの頃と同じようにいた ただ ただ ただ