溶けてく元素に 壊される静かに 揺るぎなく舞う風 当たり前を笑うように 車の影に 追いかけるランプに 浮き沈む僕らの 理由がある気がしたんだ 間違いないのは 事が全てじゃなくて 取り囲む僕らの 此処が全てなんだろう 目の前の足跡にそって 歩いてみる事を覚えて 余計な空気を吸いこんで 悶えるくらいなら いらないよ 正しさも間違いも 半透明にしたままで 今は生きたいから 歪みが欲しいの 乗り慣れた電車に 身を委ねたなら 慣れた感覚から 離れられないから 見破ることをしないで 笑ってるだけを分かってるだけに 侘しさ募り求めたんだ 駆け抜ける鼓動を 何遍も 打ち鳴らす間は忘れる事はないよ 垂れ流しの嘘に 慣れるのが怖いの 満たされない情緒が 実感を溶かしてゆくから 息を長く吸いこんで 吐き出す前に通り抜けたいので いらないよ 正しさも間違いも 半透明にしたままで 今は生きたいから 鼓動を何遍も打ち鳴らす間は 忘れる事はないよ 平面な夜の嘘に 歪みが欲しいの