ああ年をとって ちゃんとしてみても着飾っても 鏡ごしに映った私は私のまま もし隣にいても遠く離れても同じに 優しい眼差しで あなたはあなたのまま 愛していたいずっと変わらず ちゃんと胸の奥のほうで どんな時間が経っても どこに居て過ごしても ねぇ笑っていたら ゆっくりと空がかがやく 新しい一日をまた迎えられるんだね 今日だって晴れたのなら 同じに日灼けをしよう もしも雨が降ったら 大丈夫なように傘を差そう 寄り添った肩が風に揺られて 近すぎる距離に不意にぶつかった 前を向く強さも肩の痛みも 生きていく中で人は分け合って 引っ越した町の 空気の匂いが似ていた 電車に揺られても どこかがあの日のまま もう一回答えを言うから 解き方だけを覚えて この通りは迷うから 誰かの言葉でそう聞きたくて あの日から今日まで 変わりなどなくて 明日また起きても私は私のまま この目を通して前を見たなら またあなたと同じの風に吹かれて 歩いていく意味も背負う重みも 生きていく中で人は分け合って あなたと私が生きる未来に 出会うその全てを きっと分け合っていこう