街にあふれる街に転がる 涙みたいなダイヤモンド みんな天使の口笛を吹く 誰かのキスを探しながら ラッシュの地下鉄の駅で 冬服着た天使を見た くすんだ胸が涙で 洗われた 優しい少年だった 誰より懐かしいキミが 息を切らせて階段駆けてゆく ありふれた日に隠されている 生きてく意味に触れた気がした 街にあふれる街に転がる 名も無いただのダイヤモンド ささやかだけど他の誰にも 真似のできない虹を放ち ささいな事で笑えた 夢見る頃がもし過ぎても 誰かの靴にもし踏まれても ダイヤモンドは傷つかない 天使が消えた街には ニュースの文字が降ってくる 少年の言葉みたく まぶしいよ みんな流されてくけど 本当にたどり着きたい 場所ならたどり着けると 言ったよね 淋しいなんて思う気持ちを 自分の心に許さないと 胸にあふれる涙に見える 肩で息するダイヤモンド 誰かの靴にまた踏まれても キミの勇気は傷つかない 街にあふれる街に転がる 涙みたいなダイヤモンド みんな天使の口笛を吹く 誰かのキスを探しながら 悲しくなんかないのに 時々胸が潰れそうで 誰かの声に励まされてる それが自分の声と知らず ささいな事で笑えた 夢見る頃がもし過ぎても 誰かの靴にもし踏まれても ダイヤモンドは傷つかない