僕は怪獣です 生まれた時から1人の獣 古い雑誌で 蔑まれてた 最近流行り出して 大人がときめいてときめいて 歌にする 昔を忘れた悪役みたい あの頃は肌が汚くて 街に出ると逃げ去ってゆく 穢れを見る子供の眼の中に中で さあさあ踊れよ怪獣たちよ 喉仏焦がし火を放つ 緩いメロディーで 淡い中毒を 俺たち怪獣人気者だ 揺れる正義から目を奪え 粋なパロディで 怪獣のブームに染め切る 母親は骸になった その夜は涙滴る 覆面と戦う背中 灰になった この頃は母の手料理が 恋しくなってきのこを茹でる 居場所の無い 淋しき世界の中に中で さあさあ踊れよ怪獣たちよ 喉仏焦がし火を放つ 緩いメロディーで 淡い中毒を 俺たち怪獣人気者だ 揺れる正義から目を奪え 粋なパロディで 怪獣のブームに染め切る さあさあ踊れよ怪獣たちよ さあさあ火を吹け怪獣たちよ 穢れであれ華になれる 揺らせ揺らせ他者の侮蔑 穢れであれ華になれる 揺らせ揺らせ他者の侮蔑