6月22時 飲み干すカシオレ 汗ばむ室内に 浮かぶ赤い顔 沸き立つ宴から連れて抜け出す 扉を閉めた音何かが色づく 東京に揺られて 夜風に吹かれて よぎる想いは君に向けた 薄い白桃色の「気になる」を濃くさ せる 奢ってくれたエクレアで始まったラ ブコールは 僕の中で流れる空想に終わった初夏 の夜 ほんの数分の夏の薫りが 淵酔させてくる 熟れた桃色に 東京に揺られて 夜風に吹かれて よぎる想いは君に向けた 薄い白桃色の「気になる」を濃くさ せる 奢ってくれたエクレアで始まったラ ブコールは 僕の中で流れる空想に終わった初夏 の夜 僕の喉を流れる酸っぱく甘いモカの コク