書いた手紙を燃やすように 花が朽ちて壊れるように 心に針を埋めた日を 誰もゆけない場所へ隠して 子供騙しの嘘に 芽生えた愛も 揺れてきた僕の声は 夜明けまであと二秒で いばらのようなあの日々を まだ覚えてる 夢の中で目覚めるように 朝が夜を裏切るように 心に針を埋めた日を 誰もゆけない場所へ隠して 君の名前は とても美しかった 揺れていたぼくの声は 溺れてくまま生き抜いて いばらのようなあの日々は 今もまだ消えず 変わりゆくものだけが 色褪せないまま 失ったものだけが大切なまま 忘れてくことさえも出来ずにぼくは 空を見ていた こわして 今歩き出して 君を忘れないまま いつも僕に話した 嘘に芽生えた愛も 揺れていたぼくの声は 夜明けまであと二秒で さよならは今も言えずに まだ覚えてる 揺れていたぼくの声は 溺れてくまま生き抜いて いばらのようなあの嘘を まだ覚えてる