意味ないんだよ全て。 最後の言葉。 思い出せない程 忘れてゆくの。 手をつないだ場所は雨の水色。 二人乗る電車はどこに迷い込むの? 伝えたい事なんて一つもないの。 小さな手のひらをただ握ってた。 未来なんて無いのは 知っていたから。 窓に見える景色、黒と虹色。 錠剤を飲んで 煙の中。 涙も涸れた、道路の上。 透明な君を抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼の中、 それはどこにあるの? 消えそうな君を、 抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼だけが そこに残る秘密なの? 濡れた髪の匂い忘れたくても、 そこに残る影が何か語るの。 虹色と黒色混ざってゆくの、 見た事も無い色 僕を消してく。 正しい事は森の奥へ。 逃げてばっかりで。 この白い部屋で。 折れそうな君を、 抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼の中、 傷をつけた。朝に。 それでもずっと、 抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼だけが ここに残る記憶なの。 透明な君を抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼の中、 それはどこにあるの? 消えそうな君を、 抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼だけが そこに残る秘密? 折れそうな君を、 抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼の中、 傷をつけた。朝に。 それでもずっと、 抱きしめてたんだ。 疑心暗鬼だけが ここに残る記憶なの。