夏が来た 君の季節 ねぇ、今何してるの? 群青の空 彷徨う雲 今の私みたい 気の抜けたソーダも やっぱダメだった 湿った心にも 君の言葉が滲んで 消えない ずっと泣いても薄れない この想いをずっと抱いて 生きてゆくの そんな恋をした 夏に揺れてた 青い果実 あの頃も未熟者で 精一杯の方法で愛を示した ずっと好きよ 簡単に言ってたっけ 林檎の甘い匂いがした 永遠と続くような晴天で 落ちた恋は青く染まる 今の私になる前の話 「きっと、 ちゃんと好きだったけど」 違ったの 今なら分かる気がするんだ 青臭いラブソングの意味も 失って知った 季節巡る度 この恋は通過儀礼で 忘れることは出来ない過去になる そうやって大人になっていくの