雨が降っていた 冷たい冬の雨 あなたはずっと隣で 傘を握る手 冷たいでしょう 私がしばらく持つね そんな日々がすぐに 当たり前になっても それでもいつか それを失う日が怖くて 永遠と思いたい いつか終わるのにね 見ないふりしていたい いつか消えるのにね 綺麗な嘘だけでいいの わたしはそれが好き 何気ない日々は 流れる雲のように どこか行くあてもなくて 乾いたセーターの 太陽の香り そのぬくもりを いつか忘れる日が怖くて 永遠と思いたい いつか終わるのにね 見ないふりしていたい いつか消えるのにね 綺麗な嘘だけでいいの わたしはそれが好き