晴れた空を泳ぐ光 君のようで嫌いだ 無条件に綺麗だから 僕は酷く苛立つんだよ どうせ届かないさ 君の居る世界には きっと無駄なことで 僕は目をつぶった 流れる時間の中で 痛みを繰り返しても 眩しいほどに君は笑ってたんだ 溢れる時間の中で 言葉は正直だった 何かが変わることもないまま ほどけて消えてく 重く閉じたまぶたの裏に ずっと映る君の姿は 諦めてる顔をしている どれが本当かわからないな 溢れ出した雫が落ちて ほんのすこし胸が痛むよ 理由の無い感情のせいで 僕はずっと黙ったままだ あれから歩んでいるつもりだけど 眺めた景色は同じで 追いつけないまま君の隣には 優しい風が吹いている 月のようで 届かないな 泡みたいで 雲のようだ 夜みたいで 月のようだ