このまま流されていくのか 僕ら 触れたまま 怠惰が夏を加速させて 光る どうか 愛の賞味期限を切らさないでね フライデー 君はどこかへ 新しい扉が開くのを待ってる 行かないで 溢れた言葉を 追いかけて 裸足で駆けて回った海岸 心まで まるで傷口のように そっと抱きしめて あなたは 何もかもを捨てていったね わたしは いつまでも ずっと取り残された tide pool 波は来ない 同じ未来に 歩き出したつもりだったの 「君は変わった」と あなたは背を向けたけど 無責任で無邪気な二人の 幼い夏は永遠には続かないから 追いかけて 裸足で駆けて回った海岸 あの夏に まるで 置き去りにされたまま 動けない ああ僕が 何かをあきらめるたびに そう君は いつでも 信じていたかったtide pool 波は来ない 互いに向けた背中 誰も居ないこの部屋では やり直せないか このままじゃ 真夜中の口論 あのときもっと素直になれたならば 追いかけて 裸足で駆けて回った海岸 心まで まるで傷口のように そっと抱きしめて あなたは 何もかもを捨てていったね わたしは いつまでも ずっと取り残された tide pool 波は来ない