まだ孤独の真ん中で鳴いている 七日目の蝉に雫が落ちる 朝靄に溶ける嘘と口実 思考の回路はまだ工事中 交わることない世界で落ち合う なんで目に見えないものを 欲しがる? 指切りげんまん 笑顔が消えた 記憶の片隅に旗を立てた 風に揺れるベランダのシャツ 歪な雲が夕焼けをなぞる 遠くで聞こえる6時のチャイム 落ちてく夕日に明日を約束 車道にはみ出す影法師 帰路に着く頃に冷めるほとぼり 何を残し 何から手放すこの世界で 言葉を紡ぐ 俺の使命 New world order 逆さまのピエタ あの月目指し蹴り上げる地べた 帰り道香る地下の残り香 この空の下 不意に翳りがこちらをしつこく 伺うが そういう時こそ言えMUTAFUKAZ I believe... 今がつまんなくなる前にイチ抜けて 向かう明日 この窓から覗く風景 蝉時雨をくぐり次の駅へ 上から塗り潰してくだまし絵 何度も繰り返し今の形へ 探し回ってへこたれたソール 安いアルコールで疲れを削ぐ 走りすぎた夜 フロアで踊る ふと我に返り少しニヤける 静かにくすぶる淡い篝火 そいつを絶やさないことが大事 零れた酒についた誰かの足跡がさ あのステージへ続く花道 なんせ万年のへんくう 満面の笑みスピーカーへばり付く ネクストショーケース 上げる広角 この鼓動に乗せ はめる独白 New world order 逆さまのピエタ あの月目指し蹴り上げる地べた 帰り道香る地下の残り香 この空の下 不意に翳りがこちらをしつこく 伺うが そういう時こそ言えMUTAFUKAZ I believe... 今がつまんなくなる前にイチ抜けて 向かう明日