窓を開け放てば 蒼い風のにおいが 新しい季節をしらせるよ 心かじかむほど 痛いサヨナラさえも いつか他人ごとのよに笑える あなたそう言ったね その意味にはじめて気付いたの 悲しみは進化する 時間という波に 静かに洗われて いつのまにか 優しさに進化する あの日 砂の上に こぼした涙たち 銀色の化石になる おろしたてのシャツを 着るみたいなときめき いまはただ素直に捜したい 傷つくためだけに 生まれたわけじゃないと そっとあなたが教えてくれた 大切なことばを 抱きしめて 未来へ歩きだす 悲しみは進化する 尖った気持ちさえ 愛にふれるたびに まるくなって 微笑みに進化する 想い出の岸辺に たどりつくころには そうきっと きらめきが胸にあふれる 幸せのありか 見つけるための 近道なんてない 悲しみは進化する 時間という波に 静かに洗われて いつのまにか 悲しみは進化する 尖った気持ちさえ 愛にふれるたびに まるくなって 優しさへと進化するよ 微笑みへと進化するよ 優しさへと進化するよ……