無いものねだりじゃない 足りないから隙間を埋めたい 僕らしく生きることは 横暴だと片付けられてしまうのだろう 「こんなのもう嫌だ」と コンクリートに恨み言吐いて 後悔、繰り返すのは 前向けない意気地なしの自分 過ぎ行く日々の中 人は見失っていく そこにあるはずの空を 僕は大きな世界で 誰に触れることもない 小さな部品なのかもしれない 歯車だってきっと 儚い夢を持っている 生き様、語るような 玄人にはまだまだ遠いけど 結末の見えない 物語があると ページを捲りたくなる ただ上を向いて歩こう 景色が広くなってく 僕らの視界は彩を増す 灰色だった空に 一筋の光が差した ガラクタなんかじゃない 僕らには意志がある 躓いても立ち上がれる 身の丈以上の 夢を掌に掴むんだ