いまだセリフのない 映画を見てるようで 僕はこの世界を灰色に染めた 白い絵画の上 意味を塗りつぶすように あの時枯らした言葉の訳をさがすよ 街に明かりを灯して明かりを灯して 美しい世界も 光があまりに眩しくて 目を閉じたって歩けそうだ 心を揺らして心を揺らして 溢れた感情も どうせ散ってゆくのなら 君の空へ届くように燃やして どんなに輝いても ぼやける光だから 君のその姿を 全部知りたいんだ 暗い水の中で息をずっと 止めるような あの時隠した言葉を今は言えるの? 街に明かりを灯して明かりを灯して 美しい世界も 光があまりに眩しくて 目を閉じたって残ってたんだ 君は誰だって僕は誰だって 生まれたシルエット どうせならいっそのこと 別々に描いてほしいんだよ ツギハギばかりで千切れそうなんだ 楽しいことでも期待したいよ たまにはいつかの思い出に立って 照らされたりもして 街に明かりを灯して明かりを灯して 美しい世界も 光があまりに眩しくて 目を閉じたって歩けそうだ 心を揺らして心を揺らして 溢れた感情も どうせ散ってゆくのなら 君の空へ届くように燃やして