君の歌う声が 今も胸に響いてる 遠くなるのはなぜ あんなに好きだったのに 伝えたい あの日ふたりで 土に蒔いた丸い種から 桃色の 小さな花が咲いた 今朝のこと 青い風に新しい春を見た 涙ふいて水をあげたら 光る雫 どんなに愛しても すれ違ってゆく気持ち 見失う恋人 追いかけてくる思い出 そばにいて ふたり過ごした時は種のように今で も 君の中 そっと静かに生きているよ ときどきは 思い出してね 種に水をあげたりしてね もしかして いつか君の心のヴェランダで 高い空を見上げて育ってゆく めぐる季節抱きしめた花 咲くといいな 君の心に