Track by石原裕次郎
別れなきゃ良かったと 悔んでみても 今更何を言うと 夜汽車は走る 窓のガラスに 顔をうつして 君のいない淋しさを 一人かみしめる ああ 俺はたしかに 愛していたぜ 連れて来てやったら うれし涙を うかべて泣いたろうが 夜汽車は走る 名もなき駅の 数をかぞえて 君をすてた後悔の 捨て場に迷う ああ 俺はたしかに 愛していたぜ もう二度と逢えないと 思えば悲し 心が痛むように 夜汽車は走る 白い夜明けに 浮かぶ町並み 君とふたり人知れず なんで生きられぬ ああ 俺はたしかに 愛していたぜ