歌詞
溢れては落ちた パラパラ零れた 瓦礫の中小さな 泣き声がした 失くした何かも 欲している物も 虚ろな瞳には 写せやしない 思い出すのは あの日の、 呑み込めず 泣き出した 震えて夜を待った 吐き出して 踏みつけた 今日までの印のパンくず 無意味だけど 鈍色に跳ねた 後悔の結露に 何もかも否定されて 困っちゃうな 踏み付けた筈の 印を辿ろうと 何も無い道を ただ眺めていた かくして 泥濘んだ地面に 脳みそごと嵌って しまったのか だけれどさしずめ 人生なんてものは こんなもんでしょうと 分かった振りした た。 歪な、大きな手 内から滲む錆に 噎せ返る ちらつく、近付く あの声が木霊する 割れた硝子 もう戻らない あの日の、 夢などもう 見ないように 静かに夜を耐えた ぼやけて ぐらついた 歪む世界を閉じた 呑み込めず 泣き出した 震えて夜を待った 間違いの 刻まれた 今日までの自分を 許せるだろうか
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