拠り所

歌詞

悪いのは僕だ、いつだって僕だ 暗い部屋で小さく喚いた 悪いのは僕だ、卑しい僕の方だ 君はいつも眩しかった 熱い、熱い光が うずくまる僕の身体を 溶かしたけれど 肺に満ちた空気が痛くて 陰の形だけ強く残った 陽だまりを飲んでも 君に触れても 温まらない手足は なにかのバグか 愛を知っても尚 確かめても尚 笑える程こんなにも 僕はひとりだ 悪いのは僕だ、いつだって僕だ 綺麗な言葉に身動きが取れない 悪いのは僕だ、悲しい程に僕だ 君はいつも君でしかなかった 淡い、淡い期待が 立ち止まる僕の身体を 動かすけれど すぐに躓く自分が憎くて 泣いた痕だけ深く滲んだ 雨音を聞いても 君を抱きしめても 震えが止まらないのは なにかのバグか 愛を語っても 微笑み返しても 泣き出しそうだ こんなにも 僕はひとりだ 「繋いだ手が愛を分け合う季節を 越せるか怯えているんでしょう」 もう愛なんてくれなくていいよ 今日も焦らす様に日がのぼる 熱い、熱い光が 震える僕の身体を 照らしたけれど 寒いままの心臓が やっぱり苦しいや、ごめんね 熱い、熱い光が うずくまる僕の身体を 溶かしたけれど 肺に満ちた空気が痛くて 陰の形だけ強く残った 陽だまりを飲んでも 君に触れても 温まらない手足は なにかのバグか 愛を知っても尚 確かめても尚 笑える程こんなにも 僕はひとりだ 君の隣は、酷く寒くて 泣き出しそうだこんなにも 僕は ひとりだ