ふわり 浮かんでく君に触れる事が 出来るなら 共に消え去ってもいい これが僕の愛なんだ このまま明日が来なきゃいいな 遠く君を連れ去りたいな このまま僕が我慢すれば 君の願いは叶うのかな 逃げ道がはじめからなくて ずっと一本道だけなら 迷う事なんてないのにね 僕の願いは叶わないな 「今まで守った宝物 全て捨てちゃう程の出会い」 ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ 段々と加速していく鼓動 ふわり 浮かんでく気持ち 名前はつけないでいて 君のいない世界には僕がいる 意味はないんだ もう少しだけ傍にいてよ 何も話さなくてもいいよ この雨が止んだその時に 君はどこか行ってしまうかな 重なる事ない指先と 二つと聴こえない魂動は 今も行ったり来たりしてさ いつか戻って来たりしてさ 「君を守る為の傘を 渡す事すら叶わないの」 ぴっちぴっち ちゃっぷちゃっぷ 爛々と立ち込めていく焔 あと何を捨てればいい あと何年叫べば "いってらっしゃい" "おかえり" 言葉は比例するの まだ聞けない"ただいま" ふわり 浮かんでく空に君との想い出を視た 変わる事を恐れてさ 飛べずに落ちたあの空 「何様気取りで明日を見て 今日に甘えてみてもいいよ 呼吸の仕方はわかるだろ 僕の胸で泣いてもいいよ この狭い籠の中じゃ 誰だって躓くよ 朝が来るのが怖いなら ずっとそばにいるから」 伝わってたらいいな 伝えられないコトバ ふわり 浮かばぬ心いずれ落ちるその日まで 君がとても苦労した 呼吸を続けてみせる