やっぱり笑顔では 向き合えないのね あなた黙ったまま 窓の海見てる 私はあれからずっと 待ち続けたのよ 電話の数が減って 途絶えてからも あなたは旅立った日 約束したわ そのうち君を迎えに来るよと… あなたは遅すぎた 私戻れない あなた知らないほど 時は過ぎたの 海岸線の見える 窓側の場所は いつも私達の 特等席だった 晴れてる日だけ浮かぶ 島がよく見える いつか二人きりで 行くはずだった 侍ちくたびれたあとで 人を愛した あなたに似てやさしい人よ あなたが悪いのよと 言い聞かせながら いつしかあなたの影は 消えていった… だからもう… 私を忘れて 煙草の火を消して 何か話してよ けむり目にしみたら 泣きそうになるから