小さな頃はいつも かすかな物音が 肌を突き刺すトゲのように痛かった ベッドに潜り込み そこの隙間から 見える光 とても好きだった 落ち着かせるノイズ かき乱すザワメキ さまよえるメロディ 何も変わらない 素直になれないまま 時が過ぎてゆく 壊れてしまうくらいなら 僕は偽りで 見せかけの色は 無色透明なもの 誰にも見えやしない 流れてる唄に 気持ち重ねても 不条理な愛が たまに僕をかき乱す 鉢植えに咲いた スイレンは今も 水面で揺れてる いつも僕の代わりに 素直になれないまま 時が過ぎてゆく 壊れてしまうくらいなら 僕は偽りで 見せかけの色は 無色透明なもの 誰にも見えやしない 誰にも見えやしない あの頃はいつも 雲の隙間から 見える光 とても好きだった すごく好きだった