ああそれは 遠い思い出 たわいもない春の そんな一日 ああ風が やさしく吹いて 高気圧が今日も 雲を散らした ああウソであればいいと 分かってるけど 急なさよならは 染みている たそがれる 涙はそこではかくしてる 悲しみはいつも 空へと 飛ばした 陽があたる坂を ひとりで 歩いた 春色の街を 昼間の月が見てる ああ僕は 何もできずに ただ窓の外を 眺めていたよ ああ通りすぎてゆく 人の姿を あの人はどこへ 行くんだろう なんとなく 関係ない事考えてる 悲しみはいつも 空へと 飛ばした 陽があたる坂を ひとりで 歩いた 春色の街を 開いたつぼみが見てる いくつかの 季節が流れて いくつもの まぶしさが通ってく 悲しみはいつも 空へと 飛ばした 陽があたる坂を ひとりで 歩いた 春色の街は 少しだけはしゃいで見える