ペシミストの窓辺

歌詞

知らない言葉を告げられて 持て余すことしかできないな 要らない物を渡されたって 持て余すことしかできないな 差し出された手の取り方を 知らないまま生きてきたな その言葉を飲み込んだって 私にはどうしようもないな 何を望んでるの? 知った口ばっか聞かないで 見えてるものが違うなら 分かち合えるわけないでしょ 私以外の線引きが 露骨なほど見えてしまう 恨みばかりの上り坂でまた耳を塞ぐ 期待するから いつかのように裏切られるんだ 窓に灯る街明かりは 関係ない錯乱 ポップスの光をどうか 私に向けないで 鼻腔を漂う誰かの幕引き 否が応でも感じる 置かれた私のシーン なのにまだ差し出す 朗らかなダイアログ その言葉は何のアナロジー? 馴染めなければ厭世家? なら喜んで名乗りましょう 見えてるものが違うから 受け入れる余裕もないの 憔悴 薄弱 どれも切り離せない日々の中 涙ばかりの上り坂でまた耳を塞ぐ 今にわかるよ そんなできた人間じゃないこと いつか焦がれた 景色には遠すぎるもの ベッドから観る三文芝居 私が私の傍観者 有為転変も もはや自分のことじゃないかのよう 縁ないありきたりな2文字を こんな私に向けないで その光で私を惑わせないで 期待するから いつかのように裏切られるんだ 窓に灯る街明かりは 関係ない錯乱 今にわかるよ そんなできた人間じゃないこと いつか焦がれた 景色では壊れてしまいそう ポップスはもう聴けなくなったんだ 歌わないで