もしも風に 秋の気配 焼けた膚 醒める頃に 拾うように 巡り会った 出会い 振り返れば 荒波に揉まれてる黒い影 行方などわからない難破船 飲み込まれ熱い日が通り過ぎ 白い水着が 砂にまみれて 夕日の中で 赤に染まる 氷の欠けら 噛み砕く なおも君が 夜の谷間 夏の海 向かい合って 去った人を 呼び続けて 渦巻かれていたら あの人は来ないよと教えたい 心から愛したら わかるはず 髪を切り 可愛い女になり 古いピアノが 歌を奏でて シナリオのまま 台詞交わし 約束どおり 恋が終わる 七月に覚えてた 恋歌が 九月には うたた寝の夢の中へ 髪を切り 可愛い女になり 白い水着が 砂にまみれて 夕日の中で 赤に染まる 氷の欠けら 噛み砕く 約束どおり 君は女優