Track byBΣretta Crossrain
息をした。咽せ返り、胸が痛む。 いつからか死なないためただ 生きていた。 大人になるに連れて 知って失い 膝の傷を恐れて あの日からまだ 立ち止まったまま。 息をした。鼻を突く、生臭さ。 擦れるまで洗っても落ちはしない。 灰になったらまた空を飛ぶよ。 終わりに向かう日々を重ねる意味を 考えて果てる 3kgに還ったなら 私を抱いてさめざめと濡らして。