貴方に送った言の葉 枝まで伝った気でいて 何処にも仕舞って置けずに 心に巣食っていた事。 ねぇ、 切って貼って繋ぐ音は 僕の声じゃない事 「さっき読んだそこの本はね“借り 物”」 少しくらいこの手の温もり例えて 少しくらいここにもある事届けば 貴方に貰った言の葉 返せはしないまま 何処にも飾って置けずに 先まで巣食っていた事 ねぇ何度だってさ 心臓の奥でさ わかり合おうってさ 手を伸ばそうってさ 「此処に居るってば」 「此処に居るってば」 「此処に居るってば」 「此処に居るってば」 ねぇ、きっと僕ら同じように 泣いた声で生まれたのに なんで?なんで? 喜怒も楽も全部、全部、知ってる? そっと今日を包むように きっと僕に宿る声とか ただありますように ねぇ、 吸って吐いて繋ぐ音が 僕の声であるように 「さっき読んだそこの本には 続きが」 怖いくらい広い世界でどうかどうか 遠くへ 愛したって分かる 証があるように....! 「何処にでも行けるような 白い白い翼より 此処にある紙飛行機を お外へ飛ばせたら。」 ねぇ何度だってさ 心臓の奥でさ わかり合おうってさ 手を伸ばそうってさ 「此処に居るってば」 「此処に居るってば」 「此処に居るってば」 「此処に居るってば」 飛び方を忘れてしまうほど 慣れたこの箱に 押し込めて閉じ込めた不安も 誰か連れ出して欲しいよ ネェ、きっとボクらおなじように ナイいたコエでウマれたノニ ナンデ?なんで? キドもラクもぜんぶ、ゼンブ、 しってる? そっとキョウをつつむように きっとボクにやどるコエとか タダアリマスヨウニ 貴方に貰った言の葉 返せはしないけど 何処かで笑って欲しくて 続きを描いた。 ねぇ、きっと僕ら同じように 泣いた声で生まれたのに なんで?僕はこのくらいで ねぇ、痛いって泣いてる そっと明日を包むように きっと僕も宿る声とか ただありますように..... ねぇ、 吸って吐いて繋ぐ音が 僕の声であるように 「今日も読んだそこの本には 続きが」 怖いくらい広い世界でどうかどうか 遠くへ 愛したって分かる証を飛ばして 貴方に届いた言の葉 「言葉になれたかな....?」 心に仕舞っていた事。 心に飾っていた事。