そっと灯る提灯 夕暮れに カラン コロンってさ 下駄が弾んで 全部キミのためなの 喜んでくれるかな だんだんとキミに近付いた手と手 触れ合って 心臓がもう持たないかも ふいに キミの横顔 花火が照らした このまま時間が止まりますように だから まだ終わらないで ひと夏の思い出を 来年もまたキミのそばで見たいな ふと見つけた赤いりんご飴 勇気出してみた 『はんぶんこしよ?』 もっと思い出がほしくって 欲張りかなぁ この思い伝えて 壊れちゃったら 二度と会えなくなるかも だけど後悔はしたくない 『ずっと好きだったの。』 大輪の花火が上がって そっと手を握った ゆっくり目と目 合わせて 肩寄せ キミの腕の中 強く抱きしめられて 『俺も好きだったよ。』 そんな キミの横顔 花火が照らした このまま時間が止まりますように だから まだ終わらないで この先の思い出と 来年もまた一緒に花火見ようね だから まだ終わらないで ずっと側にいよう 影と影が重なって そっと消える提灯 帰り道 カラン コロンってさ ちょっと行きより近い 二人並ぶ 夏の恋の物語