丸くなって細い目開けて あくびをして 夢を見てる 乱れた髪を手ぐしで梳かす 目覚めの斜陽が眩しかった 勤勉と怠惰の狭間 振り切れないように 尻尾を振るほど寂しい夜は 背中丸めて家路へ 生きるために 食べては寝る 少しの贅沢と結びつきが 心の餌になるから 何も知らずに眠りたいから 夢の底まで沈ませてよ 飛べない空もふわり雲抱いて 夢心地で生きるのだ 幸せに生きるのだ 眠気覚ましのコーヒー 熱さですぐには飛びつけない 自由なつもりだけど ただ今に生きられない 貸す手はあるけど 役には立たない手だった 驚く目は満月みたい 見えない何かを恐れていた 笑い方も下手になったな 愛を知らずに眠るだけ ただ繋がる心を恐れるから 触れた指と潤む眼差しと言葉がまだ 残るから 幸せになれるかな いつか時間が解決してくれる ずっと分かってるけど 夢でも見てなきゃ生きられないから 何も知らずに眠りたいから 夢の底まで沈ませてよ 飛べない空もふわり雲抱いて 夢心地で生きるのだ 幸せに生きるのだ