大海原を見渡した 波音が鼓動と重なり合う お手本のない幕開けだ 帆をあげ青に浮かぶ冒険船 声も電波も届かない 舵を切った仲間と思い乗せて 指先一つで飛べるような楽な ルートは誰も知らない 荒波のイタズラさえ味方にして イマジネーションが僕らを 追い越して誘うから 理想のフィクションを掴むため 追い抜いていくんだ、行くんだ 光をなくした水平線で ボロボロになった地図を見返して 諦めたい夜をいくつも何度も 超えたんだ 目覚ましベルが鳴る度に胸が ギュッと締め付けられるようで 理想と 現実のギャップなんかに コントロールは左右されてく あっという間ぼやけて遠くなる感情 イマジネーションが僕らを導いて 夢見せるから 理想のフィクションが 消えないように何度も 叫んでみるんだ 味のない今日が潮風に染まって 少ししょっぱい波が涙を 濁してくれた 諦めたい夜をいくつも何度も 超えたんだ イマジネーションが僕らを 追い越して誘うから 理想のフィクションを掴むため 追い抜いていくんだ、行くんだ 光が差し込む水平線で ボロボロになった地図を見返して 諦めたい夜を僕らは何度も 超えたんだ