いい子でいようと大人しく周りと 同じようにしていたら 笑うことが下手になって息が できなくなった 私じゃなくてもいいことたくさん 心を殺してしていたね 何かを抱えていることを 見えないふりをした 足りないくらいがちょうどいい だけれど私の声は枯れない もしもの話は好きじゃないし すぐに泣くのもどうかしてる 私にあの子を重ねないでいて 私は私よ 野花のようにしぶとく生きるわ あの時私は子供ながらに ハッカ味が出ると 嬉しくてたまらなかったのよ 近くにいようと繋ぐ右手を 必死に離さないでいたら 近くにいることが一番 私を苦しめた 愛にも恋にも縛られていい だけど私の声は枯れない 愛に勝るものはないし 恋には絶対逆らえない 私にあの子を重ねないでいて 私は私よ 下り専用を登ってゆきたい 泥臭くかっこよく歩く けれど凛としていて 綺麗なハッカ味の私 強くもありたいし優しくもありたい 美しく生きていたい 止まってなんかいられないし 口だけのことは聞き飽きたわ 私にあの子を重ねないでいて 私は私よ 何もいらないと見せてあげるわ 時々見えるこの世界で ハッカ味が出ると 嬉しくてたまらないからよ