この手を離さず 明日へと続く道を 貴方と二人 行きたい ハシバミの木陰には 微笑みの記憶だけを 花びらのように 残して よろこびの待つ野原へ 貴方と行こう 遠くで呼んでいるのは 懐かしい故郷のうた 海を越え風を抱き 心を汚さぬように ただ愛に耳を澄ませて 憧れの住むところ 真白い最果てまで 一歩ずつ歩いて行くだけ 導く星のあることを この世界はいつでも 夏の野原の輝きに 溢れていた 憧れの住むところ 夏草の燃え落ちる 最果てまで 続いている 道を 海を越え風を抱き こころを空の中へ 解き放つ夏の 野原へ