ミステイクに隠れた 僅かなストーリー 掬い取り 書き残し 二度と同じものは 描けないよって 叫び出し 色を隠し ラック値を上げて 置き去りにしてたとこを 突かれ 指疲れ 「やり残したことはないですか」 なんて言われても 困っちゃうね 立ち尽くしたままの少年と 壁を叩き続ける心の 鼓動が響く 掻き消されてく 涙の端っこに まだ手が届いてる 扉の向こう側 そこには(にゃ)また真っ黒な世界が どーんと広がる もしそうだったとしても どうせこの心は 動いていく ただの幻想に惑わされて 旅をしてた イメージの中 先も分からぬ穴の中 あなただけが 恐れ 笑い 飛び込んだ 滾る想いも 崇高な動機も大してないけれど どうしてなんだろう あなたの事をまた 考えている 文句ばかり言う あいつの背中が 優しくて やけに小さくて 爪楊枝を口で 挟む仕草も 柔らかくて お茶目なんだ 巻いた時間の隙間で作る テキトーなサウンドを気に入る その余白にもう一度出会うために その空間を思い出し 再現して 時にははみ出して 馴染む身体に 覚え込ませて 声が響く方へと 辿り着いたら あとはそのメロディーを 鳴らすだけ はみ出した心の脂肪を 燃やすために 奏でるメロディー 咲いた時から 枯れてく その運命に 振り回されて 忘れて 色んなことが重なり合い 形を成して消えてゆく どっから話そう 途切れ途切れの話の続きを 立ち尽くしたままの少年と 壁を叩き続けるあなたの 鼓動が響く 掻き消されてく 涙の端っこに まだ声は届いてる 扉の向こう側 そこにはまた真っ黒な世界が どーんと広がる もしそうだったとしても どうせこの身体は 足掻いている また幻想に惑わされて 旅をしていた イメージの中 先も分からぬ穴の中 あなただけは 恐れ 笑い 飛び込んだ 滾る想いも 崇高な動機も大してないけれど どうしてなんだろう あなたの事となると わたしは、、