生まれた赤い花 只、孤独にゆらゆら 解答の無い儘 弁明は脆く 愚かな結末 磔にされた心は泣いてる 両手から落ちるこの滴が 貴方には見えていないのでしょう なら此処まで 悲しい声に、コトバに、 追いやられて 俯いたまま微笑む赤い花 深く根を張る痛みが贖罪なら 解り合えない ずっとこのまま 変わらない定め真理は不条理 剥き出しされた感覚の違い ありふれた"言葉"を振りかざす 貴方には見えていないのでしょう もう消えない傷 風の吹く夜に 散ってしまう花の色を 貴方は知ることも きっと無いのでしょう 底の底まで堕ちたら 黒い景色 俯いたまま泣いてた赤い花 朽ちていく心の中まだ願ってる ありのまま生きていたいと 悲しい声に、コトバに、 追いやられて 俯いたまま散りゆくアネモネ 深く根を張る痛みが消えなくても もがき続ける 何度だって 淡い想いに 手を伸ばして