空気の悪い部屋 汚れた壁にもたれて 飲み込んだ台詞吐き出してみるんだ どんなに期待したって 「僕は僕」だよ それならいっそ「僕」のまま、 聴かせたい声 思い付くだけ詰め込んで 未来に残せ 今 音に乗せて 意味のない一秒に色を付ける 火の付いた蝋燭は 短い命削って燃えるように 照らすよ 青色に光るネオンの灯りが 足元濡らしてる ビルの陰潜む、赤い目をした猫は 何思って眠るんだろう 廻る、廻る、円を描いて 虚しさは夜に刺さったまま 閉じた扉をこじ開けて 研ぎ澄ませ 火花散らして 意味のない日常に刻みつける 間違いや後悔を 引きずり回して走ったその跡は 消えない 「その世界」で見ていたいのは 絶えず鳴り続ける僕の「照明」 火の付いた蝋燭は 風の前に消えそうだけれど 研ぎ澄ませ 今 火花散らして 意味のない日常に刻みつける 間違いや後悔を 引きずり回して走ったその跡は 消えない