駅まで届きそうな潮風がそよいでる 田子の浦見降ろす空より青い富士 宿場に寄り添った工場のその隙間を 茜色の電車 ゆらりゆらり走り出す 岳南電車 もうどれくらい この街に希望を乗せてきたの? 岳南電車 今日も誰かの 喜びも痛みも運んでゆく 車窓に夕陽が注がれて人々は また一日が終わる足音を感じて 街灯り遠ざかる頃に帰り道照らして 茜色の電車 ゆらりゆらり走ってく 岳南電車 もうどれくらい この街の季節を越えてきたの? 岳南電車 今日も誰かを 待つ人のもとまで運んでゆけ 僕は歌う キミが走り続けるため 僕は歌う キミが走り続けるなら 何時までも 岳南電車 もうどれくらい 出会いと別れを繋げてきたの? 岳南電車 もうどれくらい この街の未来を乗せてきたの? 岳南電車 何時までも キミを待つ人がこの街にいる キミを待つ人がこの街にいる どこまでも どこまでも どこまでも どこまでも