AWA

夏の終わりのアパートメント

Track byairattic

25
0
  • 2024.10.14
  • 5:26
AWAで聴く

歌詞

死んだロックスターが 歌いかける―― 生きてゆくことの尊さを。 スピーカーの向こう側、 シガレットを潰して立ち上がる。 しょうもないってそっと彼を笑う、 そんなあなたと息をしてる。 それだけのことが昨日を今日へと 繋いでるの。 壊れそうなときだけ 優しい目をする、 悪い癖をあなたは持ってる。 夏の底が焦げついて、 確かにどこへも行けない。 川を跨ぐ水道橋、 シルエットになってゆく。 灯りの紐に伸ばした手は影のなか。 死んだロックスターを生き 返らす――何度だってずっと針を 落とす。 回り続くマジックディスク、 まだ止まらないでいて欲しいだけ。 どうかしているだなんて、 どうでもいいよ。 愛と歌でいまは間に合うなら。 夜の匂いが渦巻いて、 なぜか少し胸が痛い。 あなたには伝わらない名曲が部屋を 満たす。 口ずさんでも響かない宇宙のなか。 美しくなくていいよ。 満たされてなくていいよ。 あなたさえいればいいよ。 そう強がってみてもいいよ。 (擦り切れてゆくそのときを 待って、 試されてるような気になって) あなたが見上げる 空に星がどれほどわずかでも、 背伸びして並び立つ。 ベランダを風が抜ける。 半袖の終わりも近いね。 あなたを好きだと思える、 そんな今日このときが好きだ! 明日にはどうなるか、 それさえも知れないけど、 知らないでいたい。

このアルバムの収録曲

このページをシェア

airatticの人気曲

airattic
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし