雨に濡れた 道を踏みしめて ひとつ ふたつ 歩み進める 鉄の扉 開いて閉じれば 走る電車 今日も揺られるの どれだけ高いごはん食べても 味なんかわからないと思う 帰りの道での 牛丼がとてもうまいから 幸せ あぁ まどろみの中でそっと 潮風をくゆらせているの とろけた意識は波になる 月に包まれて今日も明日もただ舟を 漕いでく 進む ただ進む 雨に濡れた 道を踏みしめて ひとつ ふたつ 歩み進める 鉄の扉 開いて閉じれば 走る電車 今日も揺られるの どれだけ高い指輪はめても 意味なんかわからないと思う 窓の外に見る ネオンがとてもきれいだから 幸せ あぁ まどろみの中できっと ため息をくゆらせてるの こぼれた涙は風になる 声が枯れるまで 今日も明日もその舟を漕いでく 進む ただ進む