さっきまで降り続いた、雨は止んで 大勢の中の小人、とかく揺らいで 大切なことには、気づかないふりで 不器用さそっと開いて たった一つでもずっと掴んで 暗闇をただ見上げて 己が顔色を伺う 判るようにもっと話してよ 必要以上には飾らないさ 価値のありかを探さないで そう只者 夜明けのパーリナイ、さざめいて 歪なパーリナイ、 もうどしよもないから ただ慰めの材料をさ 与えてくれよと 勝手に進む感じ、恙無くて セッティングまでは順調 妙にシフトして 温もりはそっと抱いて しがみつくほど心減らして 注ぎ込んだ割に乏しくて 思惑の底疑う 邪魔な思考はもう外さないか いつも通りじゃつまらないか まだ見ぬ夜明け 届きたい 手に触れるリアリティ 夜明けのパーリナイ、さざめいて 歪なパーリナイ、 決して埋まらない溝 もうどしよもないことだからさ 分かち合おうか 二人のパーリナイ、揺らめいて 高まるパーリナイ 何も言い当てることはない 解きほぐすように合いのコトバ 時は白んでく 手近なもので繕ったママゴトは ただ甘美と虚無に満ち満ちていた 退廃的なやり取り 妥協なんでしょう? わかってる でも、朝日を待つ空は いつも澄んでいると思わない? 起きはじめた生活の足音 見つからないよう息を潜めた 気取られぬよう息を殺した 殺しながらハイになってさ 夜明けのパーリナイ、さざめいて 歪なパーリナイ、 決して埋まらない溝 もうどしよもないことだからさ 分かち合おうか 二人のパーリナイ、揺らめいて 高まるパーリナイ、 何も言い当てることはない 解きほぐすように合いのコトバ 時は白んでく